2007年11月26日

07年11月23日 ネパールだより『ながれ』


 11月20日(火)、LAYA(亜細亜的新ジャムバンド!?)の音とCandle JUNEの灯りが、そこにいる人すべての気持ちをひとつにしてくれた日だった。
 PASA OB会の挨拶から始まり、JUNEがキャンドルを灯し終わったら、Mileshのタブラと、MilanのJaltarang(お椀に水を入れて音を調整し、棒で叩く楽器)の演奏でみんなを歓迎。次に、自分のソロライブ、その後、みんなを呼び、LAYAのライブ。最後にネパールで灯すロウソクをネパールで製作してくれたJUNEから挨拶。シンプルな流れだった。

 『SHANTI UTSAV』つまり『平和祭』は世界平和とかではなく、『こころの平和』のためにある。平和なこころがたくさんあれば、自然と世界も平和になること信じている。
 世界にはさまざまな問題がある。政治、宗教、経済、もっと近いものだと、人間関係、健康、出会いと別れ、ライフスタイルなどなど限りがない。問題は人をいつも追ってくる。それを追いかけても限りがないと先輩にいわれた。たぶん大事なのはそれを『流す』ことのような気がする。流すことは清めること。

 今回の『SHANTI UTSAV』は始まりに過ぎない。小さいながらもひとつ、新しい『ながれ ─Dhara─ ダラ』ができた気がする。

Shanti Utsav
04546.jpg

04542.jpg

04539.jpg

posted by bobin at 12:48| Comment(0) | TrackBack(0) | DIARY

2007年11月17日

07年11月17日 ネパールだより『旅』


 昨日、日本から友人、Candle JUNEがネパールにきた。秋らしい赤色の夕焼けに染められたヒマラヤが神々しい日だった。ようこそネパールへ。
 JUNEは「Candle Odyssey」という『平和の火』を灯す旅を続けている。この何年かJUNEと日本の各地をめぐり、灯りに音を添えてきた。今回は海を越え、山の音に灯りを添えにきてくれた。音は感じるもの、灯りは感じさせるもの。また心と心をつなげる新しい旅がはじまった。

 11月20日(火)、灯を灯す日、僕が生まれ育った町、パタンを見下ろせる小さな岡の上にある古いお寺で『Shanti Utsav』(平和祭り)というイベントを「PASA OB会」という日本から帰国した留学生らが作った非利益団体が主催してくれる。PASA OB会は日本とネパールの架け橋的な役割を果たしている、ボランティアで運営されている。
 今回は以前、日本にも来たbobin and the mantraのタブラー・Milesh、彼のお兄さんでバイオリンにMilan、ベースに友人のAlok、そして僕で結成された『LAYA』という新世代亜細亜的、ジャムバンド!? でライブする。僕は只今、父の命日45日目の儀式が終わるまでいろいろ絶っている最中。この日はその次の日。久しぶりのライブになる。
 JUNEの灯りとLAYAの音、どんなところまでつれていってくれる『旅』になるか、楽しみ……

04504.jpg

04526.jpg

04552.jpg

posted by bobin at 11:17| Comment(0) | TrackBack(0) | DIARY

2007年11月09日

07年11月9日 ネパールだより『祭り』


 秋はいろいろな収穫の時期で、カトマンズ盆地も収穫が終わって、お正月を迎える。今、カトマンズ盆地のネワールにとって年に一番大きな祭り、お正月、ソンティなのだ。今年、うちは父が亡くなったためお祝い事はできないが、街は祭りモードに入っている。

 月の関係で毎年日付は違うけど、今年は11月9日(金)が大晦日。その2日前からお正月が始まり、初日はカラスをお祈りする。ネワールは家族が亡くなるとカラスになって自分のうちを訪れると信じている。その次の日は家を守ってくれる犬のお祈りをする。この日だけは野良犬も良い思いをする日なのだ。
 そして、大晦日の日には「今年いっぱいありがとう」という感謝と「来年もよろしく」という気持ちで家族みんなそろって、裕福の女神、ラクシュミのお祈りをする。町はあっちこっちで灯を灯していて、街角ライブやら、みんなが楽しく騒いでいる。
 元旦の日は『Mha Puja』といって、今年も元気でがんばれるようにと自分の健康を祈る。
 そして、次の日は祭りの最後の日『Kiza Puja』といって、女性が自分の兄弟の健康を祈り、男性は自分の姉妹にプレゼントなどを贈る、家族愛の一番重要な日なのだ。ネワールの人たちは祭り大好きで、何でもかんでも祭りが長いのだ。

 祭りは人と人の心をつなぐ重要なきっかけで、地球の人類すべてが毎日祭りをやったら戦争なんか起きないだろうね、と思ったりもする。命は生まれては去っていく。祭りはその間をつなげてくれる重要な存在のような気がする。

Be Happy!

04478.jpg
街角ライブ

04482.jpg
砂マンダラをつくる

04484.jpg
収穫後、稲を天日干し

posted by bobin at 13:19| Comment(0) | TrackBack(0) | DIARY

2007年11月01日

07年11月1日 ネパールだより『祈り』


 父が亡くなって、もう1ヶ月たつ。日本では人が亡くなったら仏になると信じる。ネワールも同じ。人間は思想はさまざまでも、感じることは同じだと思う。

 嬉しい、楽しい、悲しい、には思想がない。どう感じるかだけだ。そういう意味で、気持ちには国境も、文化も、人種もない。

 ネワールは家族が亡くなると45日間、消えることのないバターランプを付けて、亡くなった家族のために毎日、お祈りをする。祈りは見えない、見えなくなった存在とのコミュニケーションなのかもしれない。
 母は毎日お経を唱えている。自分は毎朝、お香をつけて、手を合わせている。時間が許す限り、日本でキャンセルになったライブの日、父の前に座って、歌っている。それが自分にできるせめての祈り。

dsc04288.jpg

04351.jpg

04356.jpg

posted by bobin at 12:36| Comment(0) | TrackBack(0) | DIARY